コラム

ストア申請に必要なプロダクトページの準備

アプリの中身の構築がある程度進んだら、ストア申請の準備も始めましょう。

アプリをダウンロードしてもらうにはまず、ストアに掲載される必要があります。iPhoneはAppStore、AndroidはGoogle Play、それぞれのストア審査に通過する必要があり、その手続きをストア申請と呼んでいます。

ストア申請の大半は技術的な作業を含んでいるため、アプリ開発会社が代行することがほとんどですのでご安心ください。今回は、技術的・専門的な分野ではなく、アプリ導入店舗様とともに進める「プロダクトページの準備」についてご紹介していきます。

アイコン

アイコンはユーザーが最初に目にするものです。ダウンロードしてからはホーム画面で、スマホを開くたびに目にします。

例えば、あなたがGoogleMapを起動しようとしているとします。ホーム画面の中からアプリを探すのに「GoogleMap」の文字列を探すのではなく、「ピンの形をしたイメージ」を探すのではないでしょうか。

あるいは、アイコンのデザインが変わったことで、いつものアプリをホーム画面から見つけられなくなってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。

 

このように、ほとんどのユーザーはアプリをアイコンで認識しています。シンプルで分かりやすく、ユーザーに記憶してもらえるアイコンを目指しましょう。また、どのようなサイズの端末で表示されていても認識できるアイコンを作成しましょう。

 

アプリ名とサブタイトル

アプリ名

アプリ名は、アプリをストアで見つけてもらう上で最も大切です。アプリ名の最大文字数は30文字ですが、ホーム画面で表示可能な文字数は全角7文字で、8文字以上になると「株式会社研美…」のように7文字目が三点で表記され途切れてしまう場合があります。

ホーム画面での見え方も想定して、アプリ名は短くシンプルにまとめることをお勧めしています。

 

サブタイトル

サブタイトルはアプリの魅力を詳しく説明する項目で、文字数の上限は30文字です。アプリの用途や機能の補足をしたり、ユーザーの興味を引く効果的な文章を用意します。

アプリタイトルに重要なワードを2つほど入れるのがASOを上げるのに効果的です。(業種・エリア・店舗名など)

 

プレビューとスクリーンショット

プレビュー

プレビューとは、ストア内でユーザーが視聴できる短いプロモーションビデオのことで、アプリの機能、特徴、UIを動的に表現できます。AppStoreの場合は縦向き、GooglePlayの場合は横向きの動画になります。

iOS・Androidともに、このプロモーション動画は必須ではなく、静止画でも問題ありません。弊社においては、ストア申請に動画制作を伴う場合は有料にて承ります。

 

スクリーンショット

アプリ起動中の画面をキャプチャしたものを最大10枚まで表示できます。UIを視覚的に伝えたり、アプリの特徴や利点を伝える画像を掲載します。

よく見かけるスクリーンショットのデザイン例をご紹介いたします。形式にとらわれず、自由な創作が可能ですので、社内にデザイナーが居る場合は、自社アプリの魅力を最大限伝えるようなアイデアを絞ってみてください。

なお、研美社で作成するスクリーンショットは①の形式を採用しています。テキスト・画像のバランスが良くユーザーにアプリのメリットが伝わりやすいためです。②~④の形式をご希望の場合はご相談ください。

 

説明・プロモーションテキスト

プロモーションテキスト

説明に先立ってに表示されます。説明文とプロモーションテキストは同じ概要欄に表示されるので、ユーザーから見ると「1つの文章を構成する1段落目」のように見えるかも知れません。

このプロモーションテキストは、ユーザーの目にとまりやすいので、慎重に言葉を選び、的確に魅力を伝えられるようにしましょう。最大文字数は170文字です。

 

ここはストア申請の必要無く更新できるので、セールの情報や、近日公開する最新ニュースなどタイムリーな情報を掲載しても良いでしょう。

 

説明

プロモーションテキストに続いて表示されます。長文入力が可能ですので、段落に分けて機能の説明や、どんなメリットがあるかを具体的に説明できます。

こちらは修正の度に再申請が必要ですので、誤字脱字はもちろん、価格やキャンペーンなど変わる可能性のある情報の掲載は控えるほうが懸命です。

 

キーワード

AppStore検索で検索された際にひっかかって欲しいキーワードを100文字まで設定できます。ASOを意識して様々なキーワードを設定しましょう。

「中華」「飲食店」のような広いキーワードは多くの人に検索されますが、その分競合するアプリも多くなります。逆に専門用語など、それほど一般的ではないワードの場合、検索による流入は減りますが、その分競合するアプリも減ります。なお、競合するアプリ名を入れたり他の商標を入れることはできません。

 

自社のアプリ名や会社名は、キーワードに登録しなくても検索ワードに自動的に設定されています。表記のゆらぎ(漢字やカナ違いなど)の登録は有効です。

 

まとめ

ストア申請にあたって、こんなにたくさんのプロモーション素材を用意しなければならないのか…と途方に暮れた方もいらっしゃるかもしれませんが、研美社においてはアプリ制作に必要なこれらの準備は、全てサービスに含まれておりますのでご安心ください。

ストア申請が近くなったら、本記事で紹介した項目について、文章の校閲やデザインの確認をお願いしますので、その際に思い出していただければ幸いです。

 

これらのストア申請をクリアし、晴れてアプリストアに自店のアプリが公開され、ダウンロードユーザー第1号となった時の感動は最初しか味わうことが出来ないので、是非楽しみにして下さいね。

 

ストア申請の項目をまとめたフォーマットもご用意しておりますので、事前にご覧になりたい方はこちらをご確認ください。

 

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