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Print Next2022へ参加致しました!
こんにちは!いつも研美社ブログをお読み下さり有難うございます。営業部の宇野伸弥です。
2月12日(土)にPrint Next2022という印刷業界の発展を目的としたカンファレンスに参加致しました。
2年に1度のペースで開催されており、今回で10回目の節目の大会でした。
20年前に印刷業界の発展に貢献しようと有志数名から始まった企画が、今では全国の印刷会社に知れ渡り北は北海道ブロック~南は九州ブロックまで100社100名を超える方がコンテンツ作りにも参加しておりました。
研美社は近畿ブロックメンバーとして私が参加しておったのですが、ズバリテーマはコロナ禍で消沈している〇〇を応援しようと取り組んできました。
〇〇については、もろに逆風の飲食業界さん、寝る間もないほどに頑張る医療従事者さん、
人々へ安らぎ提供に寄与して下さる旅行・観光業界さん等々、ブロック内でもかなり議論もしたのですが、結果的に【子どもたちの笑顔を取り戻す】というテーマで活動する事に決めました。
コロナ禍で様々な制限を強いられている子どもたち。印刷の力で支援出来る事はないか?と考え、
紆余曲折しながら、間接的ではありますが【子ども食堂さん】を支援対象にしました。
元々、私たちメンバー7名は子ども食堂さんについて、貧困世帯の方を対象に食事支援が受けられる場所という先入観をもっていましたが、実際に色んな施設で職員さんや学生ボランティアさんに話を聞いたり、現地訪問させて頂くと悲壮感は感じられず、明るく今日も来たで!!とか、4人やけどいける?とかそんなノリで驚きました!!
子ども会のようなコミュニティのイメージで、且つ食育をはじめとした人間教育の側面も持ち合わせていると感じました。
課題としては複数の施設さんで【学生ボランティアさんの定着率が低い】と伺い、この課題解決の一助になればと活動を本格化させていきました。
当社がカード印刷を生業にしている事もあり、カードゲームを作成致しました。
読み札と絵札が各31枚あり、子ども食堂で起こり得るシーンのイラスト(絵札)と、そのシーン説明(読み札)を使用してゲームをしながら学べるものになります。試作・ワークショップを繰り返しながら、沢山のアイデアも盛り込みターゲットである学生さんが興味を持てるもの、子ども食堂さんの理念を共有する為のツールとして完成しました!
1年程の長い期間でしたが、普段は接点のないボランティアさんや子どもたちと一緒にニーズを形にしていく過程は非常にWAKUWAKU楽しく取り組めました。近畿ブロックのメンバーの皆さんも有難う。
近畿ブロックとしての取組み内容がちょっと濃くなりすぎてしまいましたが、こういった取組みが全国8ブロックで行なわれ、印刷とは?という印刷の定義について答えを出し、業界人としてどう進んでいくのかを考えるのがPrint Nextの意義と私は考えております。目の前の課題に取り組みニーズ通りに印刷する、これは最低限。モノづくりからコトづくり、顧客の未来を描き提案出来るそんな存在になるべく邁進していこうと思います。
【京都・ハピネス子ども食堂さんの帰り道にて】
東寺のライトアップ癒されますね~♪