エコ素材
ライスレジンカードで環境にやさしい取り組みを
はじめに
いつも研美社をご利用いただきありがとうございます。
今回プラスチックを専門に取り扱っている私たちが取り組まなければいけない
「環境問題」について取り上げていきます。
持続可能な未来に向けて是非一緒に考えていただけたらと思います。
プラスチックは私たちの生活に欠かせない存在となっています。
しかし、その便利さの影には、深刻な環境問題が潜んでおり、
海洋汚染、マイクロプラスチック、そして地球温暖化など、
プラスチックが引き起こす問題は多岐にわたります。
プラスチック問題の現状
・海洋汚染
海に捨てられたプラスチックごみは、海洋生物の生態系を破壊し、
食物連鎖を通じて私たちの食卓にも影響を及ぼしています。
・マイクロプラスチック
プラスチックが細かく砕かれたマイクロプラスチックは、
海洋生物だけでなく、私たちの体内にまで入り込む可能性が指摘されています。
・地球温暖化
プラスチックの製造過程で大量の二酸化炭素が排出され
地球温暖化を加速させています。
・埋立処分
プラスチックごみの多くは埋め立て処分されており、
土地の有効活用を阻害しています。
そんな中、注目されているのが「ライスレジン」です。
食用に適さない【お米】を原料としたこのバイオマスプラスチックは、
従来の石油由来のプラスチックと比べて、
環境負荷の低減、持続可能な社会の実現に貢献すると期待されています。
ライスレジンに期待される効果
・プラスチックごみの削減
石油由来のプラスチックの使用量を減らすことで、プラスチックごみの発生量を抑制できます。
・海洋汚染の防止
海に流出するプラスチックごみの量を減らすことで、海洋環境の保全に貢献できます。
・農業の活性化
非食用米の需要が増えることで、農業の活性化に繋がることが期待されます。
・循環型社会の実現
バイオマスプラスチックは、自然界に戻りやすいという特徴も持っています。
また、お米が作られるまでの稲の成育時にCO2を吸収を行う為、
カードの処分する際のCO2排出を実質的にゼロに出来るという点も大きな魅力です。
おわりに
プラスチック問題は、私たち一人ひとりの行動が重要です。
ライスレジンをはじめとする、環境に優しい素材の開発と普及を応援し、
持続可能な社会の実現に向けて貢献していきましょう。
研美社ではライスレジンに限らず様々な環境配慮型の素材を取り扱っております。
身近なカードで少しずつ地球にやさしい取り組みを行うのはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
武井 恭平営業部
2023年3月研美社へ入社。以前はBtoCを中心とした営業代行を8年程経験。
途中独立も経験しゼロから事業の立ち上げも行う。
現在は第一線で、お客様対応の専門家として様々なプラスチックカード・ICカードを活用した課題解決の提案を行っている。
好きな言葉は「日進月歩」。