プラスチックカード印刷の豆知識
高級感のあるカード作成
高級感というと人それぞれ解釈は当然異なりますが、最もオーソドックスだと思うのがゴールドやシルバーなどでキラキラしたイメージではないでしょうか?
こちらでお伝えする豆知識は、そんなキラキラしたカードの作成に適した【印刷方法】【加工方法】【素材】について披露させて頂きます。
当社では、高級なカードを作成したいというリクエストを頂いた際に下記3つをご提案する事が多いです。
①PVCシルク印刷カード
シルク印刷は基材のプラスチックに対して、インクを厚く塗布する事ができます。
オフセット印刷のように版→ブランケット→プラスチックへとインクを転写する方法とは異なり、
メッシュ状のシルク版にインクを直接流し込み、ヘラのような治具を用いて擦り込むように版の孔からプラスチックへと
直接塗布する印刷方法です。シルク版の孔の大きさを調整する事でインクに混ぜ込んだラメも一緒に塗布出来るという仕組みです。
狙いたい色を職人さんが調色し、ラメを混ぜて印刷する事でゴールドやシルバー以外にも様々な色をメタリック感のある仕上がりにすることが出来ます。
MINロット100枚からお受けしておりますので、シルクラメ+デジオフ印刷でゴールド会員・シルバー会員と名目分けするような多品種作成案件とも抜群の相性を誇ります。
■PVCシルク印刷カードはこちら ※※※サイト完成後URL埋め込みする
②PVCホットスタンプカード
ホットスタンプとは名前の通り、熱圧着で箔をカードに貼り付けたカードになります。
PVCカード基材は白色ですが、この基材に前処理としてゴールド・シルバー・ブロンズ・チタン色といったヘアラインシートを
貼り付けてプレカードを準備します。その上にお好みの箔を用いてホットスタンプ加工でデザインしていきます。
ヘアラインシートの上に印刷をすることは出来ないので、沢山の箔色を使用したい場合は少々コストも掛かりますが、
研美社ではMINロット100枚から対応できる高級カードとして非常に人気があります。
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③メタルカード
最後にご紹介するのはメタルカードです。素材が先ずプラスチックでは無い為、金属の光沢感や重量から高級感が演出できます。
研美社では2019年からメタルカードを販売しておりますが、今では上記ご説明しましたシルク印刷やホットスタンプより
圧倒的にお問い合わせの多いカードになっています。
その理由の1つに高級=VIP=沢山作らないという背景があり、メタルカードはMINロット10枚でお受けしている点が挙げられます。
価格自体はプラスチック<メタルではありますが、CMYKで表現された色鮮やかさとレーザー彫刻によりデザインされた
洗練された高級感が価格以上の付加価値を生んでくれています。
■メタルカードはこちら ※※※サイト完成後URL埋め込みする
研美社では、ご紹介した3点以外にもラミネート層にホログラムを設けたカードや、紛体塗装を施したメタルカード等、
ラインナップがございます。お客様のリクエストに対し想像以上!!でご対応して参ります。
左がホログラム加工、右が紛体塗装したメタルカード(赤と青の部分が紛体塗装)