お困りごと解決事例集
カードにどの規格のバーコードを印刷したらいいかわからない
お困りごと
会員カードの裏にバーコードを印刷してもらおうと思っているが、
たくさんあるバーコードの規格のうち、どれが適切かがわからない。
一般的にどの規格のバーコードで会員カードを作成するのが適切かを教えて欲しい。
ご提案
まず当店で作成させていただく会員カード・メンバーズカードのバーコードはJAN、NW-7、CODE39のいずれかで作成されているケースがほとんどです。
さらにJAN、NW-7、CODE39の3種類には作成数に大きな偏りもないので、どの規格が最適か…というのは各ユーザー様のバーコード運用方法によって決まっているといえます。
その為、カードの作成前やデザインを考える際に、バーコードのデータをどう使用するのかをシステム担当者に確認してみましょう。使用する機器機器によって使用に適したバーコードが異なる場合もありますので、設備屋さんに一度問い合わせてみるのも良いでしょう。
ちなみに、番号を管理するだけであれば先述のどの規格でも問題ありませんが、データベースとの連携ではなくバーコードのデータ自体に会員番号以外の様々な情報を持たせたい場合は、今後の運用を考えて慎重に選択される事をお勧めします。
当店でよく作成されるバーコード規格の紹介
規格によって、作成できるデータや桁数(文字数)に違いがあるので、
JAN、NW-7、CODE39の3つのバーコードの特長を簡単に紹介します。
【JAN】
これは食品や雑貨など身近なお店に並んでいる商品に使用されることが多い規格です。作成できるコードは13桁、または8桁と定められており自由に桁数を増やすことはできません。
使用可能な文字
・数値(0~9)のみ
【NW-7】
精度の高い印刷を必要としない、比較的シンプルな設計のため色々な場所で広く使われる規格です。1文字ごとのギャップ(スペース)にゆとりがあるのでナンバリングの印刷が容易あるため連番の印刷が必要な場面で使用されている。よく耳にするのが宅配の配送伝票や、図書館での管理番号など。桁数は任意の設定が可能。
使用可能な文字
・数値(0~9)
・記号6種(-, +, $, :, /, .)
【CODE39】
数字・記号に加えてアルファベット(大文字)を扱うことができる規格。9つのバーとスペースで1文字を表すこととなり、比較的バーコード全体の横幅が大きくなります。誤読が少なく、コードに様々な情報を含みたい場面で活躍してくれる規格。
使用可能な文字
・数値(0~9)
・アルファベット大文字(A~Z)
・記号( -, +, $, /, ., %, スペース)
もちろんJAN、NW-7、CODE39以外の規格でも作成は可能ですが、どれでもいいと言われるとかえって選びにくくなるものです。
そのような場合は一度当店までお気軽にご質問・ご相談ください。
これまでの実績・経験をもとにバーコード選びのお手伝いをさせていただきます。
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